何故、リンパマッサージが必要か
リンパマッサージは、リンパドレナージュとか、リンパセラピーとも呼ばれています。リンパマッサージは、美容の分野でも注目されていますが、リンパマッサージの本場のフランスでは、本来、理学療法としても採用されたものです。人の体にとって大切なリンパの流れが滞ると、体に色んな差しさわりが起こるので、リンパマッサージを施すことによって、その差しさわりを解消するわけです。リンパマッサージが必要な状況は、往々にして、むくみという形で警告されます。つまり、リンパの流れが滞ると、リンパ管を通れない体液が細胞の隙間にたまり、それがむくみになるので、むくみが認められたら、リンパマッサージの必要があるとのサインだとも言えるのです。リンパの流れの滞りがあると、まだ軽度の場合でも、風邪をひきやすくなったり、肌にトラブルが生じたりしますので、リンパマッサージは早めに施す方が効果的です。疲れ、だるさ、肩こり、首のこりなども、リンパの流れが滞る事によって、体内に蓄積された老廃物に含まれる疲労物質によって引き起こされている場合もあるようなので、リンパマッサージは、疲れ、だるさ、肩こり、首のこりなどにも有効かもしれません。リンパの流れが滞る原因は色々かんがえられますが、運動不足やストレスは、リンパの流れを阻害しまると言われています。ですから、運動不足によって滞ってしまったリンパの流れをリンパマッサージで解きほぐしたり、ストレスによって血管が収縮を起こしたり、筋肉が緊張してしまったりしてリンパが流れにくくなった場合も、リンパマッサージで緊張を揉み解すのがいいといわれているわけです。その他、あまり汗をかかない人や、トイレの回数が少ない人、塩分の取りすぎの人も、リンパの流れが滞っている可能性がありますので、リンパマッサージが良いかもしれません。加齢によってもリンパの滞りが生じると言われていますから、ある程度の歳になれば、定期的にリンパマッサージを受けるのは悪くないかもしれません。
リンパマッサージは力の入れすぎに注意
リンパマッサージを施すにあたって、注意しておきたい点があります。それは、リンパマッサージを熱心にするあまり、力を入れすぎないようにということです。リンパマッサージの基本は、押す&摩るですが、いくらリンパマッサージといえども、あまり強く押しすぎたり、あまり強く摩りすぎると、肌を傷めることになりますし、かえってリンパマッサージがストレスの原因になってしまいます。リンパマッサージで、流れを正常化したいリンパ液というのは、皮膚のごく表面近くを流れていますので、そんなに強くリンパマッサージしなくても、十分に効果は得られると思っておいてください。せっかく、リンパマッサージをしたのに、力を入れすぎで血行障害を起こすことがないように、よくよく力加減には注意して、リンパマッサージしてください。ですから、リンパマッサージをする時に、アロマオイルなどを使用すると、リンパマッサージの効力が増すリラックス効果も得られていいかもしれませんね。よかったら、自分の好きな香りのリンパマッサージ用アロマオイルなど、見つけてください。また、リンパマッサージに、力の入れすぎが大敵なのと同じ理由で、リンパマッサージを繰り返しすぎるのも好ましくありません。適度なリンパマッサージは、さまざまな良い効果をもたらしますが、そんなリンパマッサージでも、やりすぎると、肌への負担が増し、しわやしみの原因にもなるようです。ですから、いくら良いリンパマッサージでも、ほどほどということを心得ていてください。
リンパマッサージをしない方がいい人
リンパマッサージには、免疫機能を高める効果や、疲労回復の効果、コリ解消に、スリミング効果、肌力を高める効果にストレス解消の効果など、さまざまな利点がありますが、だからといって、誰にでも合うというわけではありません。残念ながら、リンパマッサージを控えた方がよいという人もいらっしゃいますので、よく注意して下さい。たとえば、心臓疾患のある人は、リンパマッサージはしないでください。感染症の人もリンパマッサージは控えてください。低血圧の人も、リンパマッサージは好ましくありません。また、妊娠3ヶ月までは、リンパマッサージを我慢して下さい。それから、喘息の発作時なども、当然、リンパマッサージは出来ません。腎臓に問題のある人も、やはりリンパマッサージは止めましょう。現在、化学療法を行っている人も、リンパマッサージをするのは、医師と相談してからにしてください。臓器移植している人も、リンパマッサージは、しない方がいいのではないでしょうか。高熱のある人も、熱が下がるまでは、リンパマッサージはやめておきましょう。生理中の人も、生理が終わるまでは、リンパマッサージをお休みしておきましょう。脾臓を摘出している人も、やはりリンパマッサージは好ましくありません。また、皮膚の炎症のひどい人は、リンパマッサージで肌を擦るべきではないでしょう。このように、それぞれの方の事情や状況、体調などによって、リンパマッサージをしない方がいいことも多々ありますので、自分で判断しきれないときは、主治医の先生に相談するなどして、慎重にリンパマッサージと取り組んでください。
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